2010-01-27(Wed)
路上のソリスト [DVD] (2009/10/23) ジェイミー・フォックスロバート・ダウニーJr 商品詳細を見る |
2009 アメリカ
監督:ジョー・ライト
ジェイミー・フォックス
ロバート・ダウニーJr
キャサリン・キーナー
いかん!!期待が大きすぎた
ロサンゼルスタイム紙のスティーヴ・ロペスはある日街で2本しか弦がないヴァイオリンを弾く
路上生活者ナサニエルと出会う
彼がジュリアード音楽学院でチェロを勉強していた事を知り
ナサニエルが音楽家から路上生活者になぜなったか?を
コラムで連載することになる
そして、ロペス氏は彼を救おうとチェロを奏でる機会や場所を提供しようとするのだが・・・
これねぇ、私的に結末が嫌いなわけよ
実際難しい問題だしなぁ、路上のソリストさんが立派なソリストさんに
なるようなハッピーなお話なんて現実にはないわな
でもなぁ だから何だったの?って思っちゃった
この人から商業的意外に人間として何か得るものが本当にあったの?
って思いました
そこがね、うまく現わされてなかった気がするんだよね
ロペス氏が変わっていく様子がくみとれなかった
う~ん惜しい!!
ナサニエルの音楽への才能とかそこへんより
どっちかというと ロサンゼルスの路上生活者と精神疾患の問題
そちらの方が私的には衝撃があったかなぁ
精神疾患があるから社会的に受け入れられず、路上生活を余儀なくされるのか
路上生活の困窮さから精神的にもダメージを受けるのか?
ロペス氏の語りたい事は、ナサニエルが天才であるってことではなく(実際に超天才というわけではないと思う)
その路上生活者の問題を象徴するひとりとして取り上げたんだろうけど
最初は、なんせコラムの題材だから
天才ソリストの転落の人生って形から入ったと思うよ
でも、スラム街に通って、いろんな過去や現実に向き合う路上生活者と触れ合って
訴えたい題材は変わったと思う
うーん、難しなぁこの映画も
精神疾患者とのかかわりも、どうしたら本人にいいか?なんて
またケースバイケースだもんね
ということで、思ってたような感動はいただけなかったけど
観て損はなかった事は事実
もう少しドラマチックでもよかったかなぁ~
映画なんだからさ
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